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michi suwa

タイトルなし

晴れ。

今日は横浜市長選だった。自分が住む町の首長になって欲しいと初めて思えた候補は破れて、最悪ではないが、、という結果になった。

選挙結果を待ちながら、ボイスとパレルモについての座談会をzoomで聴いていて、ボイスに対する違和感が選挙戦の情報を見聞きする中で感じるものとあまりにもシンクロして、そう言う事かと思った。死んだ兎を振り回すことも、全員と握手という発想も、聴衆を前にした政治家の極端なパフォーマンスのとしてなら理解できる。みんながそれを解った上で受け入れているのだとしても、そこに何かあるのか自分には解らない。

とにかく選挙でざわついて、色々手につかない数日だった。明日には息子の新学期開始を延期する知らせが学校から来るだろう。大学はどうか。どこかでスパっと切り替えて制作に集中したい。とはいえ、イライラしながら不意にいけそうなアイデアが降ってきたりもする。

今夜は、息子にセロ弾きのゴーシュを読んだ。(セリフを除いて読点がない)ゴーシュは毎晩夜明けまで弾き続け、終始イライラしていた。バケツの水をゴクゴク飲み、動物達に振り回されながら、悪態をつく。外から急に現れる他者とはそういうものだよなと思う。極めて具体的で、ゴツゴツしていて、困ってしまう。市長なって欲しいのは、そういう人だった。