blog

michi suwa

タイトルなし

病み上がりでしばらく元気の無かった息子も、今週はいつものテンションに戻った。「9歳の壁」とか検索してしまった。しかし、壁だらけだよ、子供の成長。壁立てるのが追いついて無い。杞憂なのか、乗り越えたのか判断つかないうちに次が、っていう繰り返し。

日曜日、新宿の道端で車が一時停止している数メートル先に鳩が座り込んでいた。近づくと羽根を動かすけど、上手くいかない。足を怪我して飛び立てないようだった。弱っている様子は無くて、表情はまだ驚いて慌てているように見えた。両手でそっと持ち上げた。羽根の内側は空気しか無いみたいに柔らかい。力加減が分からないから、手の形を崩さない事に集中した。しばらく持って歩いて、段差と囲いが適度にある墓地の植え込みの下に置いた。息子は、帰り際に一度だけ背中を撫でた。道路にでちゃダメだよと声をかけて帰った。寒い日で、夜は雨も降ったかもしれない。どうしているだろう。

タイトルなし

今日は息子の誕生日。おめでとう!

インフルエンザで一週間お休みしていた息子は久しぶりに登校。送り出した後、滝山病院のETV特集とロシア軍のNスペを見た。朝倉病院の院長がなんでまだ院長やっているのか。ただ恐ろしい事に、録音された本音は実状を言い当てているのだろうと思う。退院出来たのは外に助けを求める意思を持って外部と繋がりが持てたほんの一部である事が、本当に辛い。コロナがここでも暗部を腐らせていたんだと、まだ見えていない事もあるんだろうと、思う。

久しぶりに1人のアトリエ。授業準備に煮詰まって、制作。息子帰宅、やっぱりちょっと疲れてる。昨日のケーキの残りを2人で分けて食べた。

タイトルなし

立春

春の頭痛は寝起きから。

確定申告ダン。

アトリエ整頓ダン。

ホームページもうちょっと。

新年度準備これからです。

息子が総合学習の授業で、この近辺の中華料理屋を調べて発表するのがあって、そこで人気No.1だったお店に今日初めて行ってみた。息子は子供ラーメン、私は五目焼きそば、2人で食べるのに水餃子を頼んだ。塩梅が良くて、素材の鮮度も旨味も分かる感じの調理具合で、ものすごく美味しかった。凄いなあ、プロはいるんだなあと感服する。こういうの大事。

 

お知らせ

明日1/22日の12時から渋谷ヒカリエ8階でバザールが開催されます!斎藤雄介くん率いる「まんぼうクラブ」のブースで陶器のお皿を出品してます。

他にも魅力的なブースがたくさん。ギャラリースペースでの展示も面白そうです。バザールは1日限り!よろしくお願いします。

https://www.hikarie8.com/court/2022/12/-court-2023bazaarshibuya-hikarie-court-2023.shtml

 


f:id:michi11_30:20230121204519j:image

f:id:michi11_30:20230121204522j:image

 

あと、ホームページを更新中。2022の作品を加えました。こちらもご贔屓に!

https://michisuwa.jp/

タイトルなし

一昨日はPTAの集まりがあるからと午前中は学校に行ったけど、1日間違えていたようで他に誰も現れず、そのまま帰るのも何だから、小一時間コーヒーショップで本を読んで、自然林で古書5〜6冊を買って帰った。

昨日は本当にPTAだったけど、30分程で終わったので、そのまま東横線に乗って中目黒で乗り換えて六本木。MAMスクリーンを1周半見た。”Spiral Jetty”と”湿地”を2回、”Sun Tunnels”を1回見た。”湿地”は初めて。”Boomerang”での次第に自己評価を下げていくホルトの声と重なって苦しかった。セラにしてもスミッソンにしてもホルトとの共作でやる事が意地悪くて挑発的だ。そこにダイアグラムはあるのか知らん。

夕飯の支度をしていたら隣家の解体業者が来て、水道管が破裂しちゃいましたと、野球のボールが植木を倒しましたと言いにきた小学生みたいに言った。「破裂」。パンパンに膨れた水道管がごおおおおと苦しそうに唸りながら悶える姿が頭に浮かんだ。周りの土を削られ石を砕かれ、水道管は破裂した。しゃああと情けない高い音を出して漏れる水。”湿地”で困惑するホルトの声。1時間後、水道局の人が来て手際良く直してくれた。”Spiral Jetty”では、作業者の姿は出てこない。意識的にフレームから外してる。現れるのは、フラフラ走る白いシャツの猫背のスミッソン本人だけ。”Sun Tunnnels”には、黙々と作業する人たちの身体があった。

タイトルなし

色々な状況で、絆される。それは幸せな事かもしれない。生活があるという事だから。生活があるなら、猿真似も恥じる事は無いと、安吾が言ってる。

久しぶりの雨で、解体中の隣家の埃も落ち着いてる。いつも楽しそうな作業員が、今日はいやに静かだった。もう基礎のコンクリは砕かれてトラックに積まれている。家屋があった敷地の中心は順調に更地に近づいている一方で、表札の横のポストに挟まってるチラシと裏手の物置の中から覗くトランクケースが、そのまま雨に濡れてた。そこが最後に残されるのか!と驚きつつ、納得もした。

タイトルなし

積み残しがどんなにあっても年は明けるし、年が明けた後だって荷は増える。でも気持ち清々しい。正月。義理実家にて、息子は3年ぶりに従兄弟に会えた。穏やかで賑やかな、いいお正月だったな。

昨日から小学校も始まり、いよいよ通常運転に。ツで数えられる歳もあと1年とちょっと。母のノリでご機嫌にトライしてくれるのもあと僅か。今のうちに歌って踊っておこうと思う。

年が明けたら急に隣家が解体工事。蝋梅も金木犀も根元から切られてしまってた。重機がバリバリと派手な音で足から揺すってくる。猫たちはもう隠れて、日没まで出て来ない。