blog

michi suwa

タイトルなし

朝は曇っていたけど、出かける頃には晴れていた。

1ヶ月ぶりの通院。先週の無理が右足親指の付け根でジンジンしてるけど、右手薬指もぶっといままだけど、動けているので今の薬は効いていそうだと、ステロイドはまた減らす方向で。次は2ヶ月後。2ヶ月分の薬代79,900円。マジか。

一度帰って、息子を学校に迎えに行き、月に2度の子と親が集まる場へ。今年度初めての集まりで、初めましての先生や子供達、親たち。終始ニコニコして前のめりの円ちゃんが可愛くて、泣けてきた。日々のあれこれ、悩ましいのは当たり前だから、悩みそのものより、それにどう向かい過ぎないかが大事な話。あと、似た境遇を笑い飛ばす。大事。

荒井裕樹『凛として灯る』が届いた。

タイトルなし

土曜日。

渋谷方面の電車に乗ったし、と思って行った青山学院ジェンダー研究センターの展示。

https://www.aoyama.ac.jp/center105/2024/event_20240328_3

学内をぐるぐる迷って、終いに学生課事務室の方に案内してもらう。「ジェンダーさんはこちらです」と指された先には小さな部屋があり、5つの団体の資料や作品が並んでいた。リブ新宿センターの資料は会場に入ってすぐ左手に並んでいた。見入っている所に、トークがありますと会場に声がかかり、場内にいた数人で別棟の講義室に移動した。驚いた。壇上にいたのは米津知子さんだった。まさか直に話を聞く機会を得られるとは思ってもみなかった。トークの概要にも名前を載せていないのも何か理由があってのことかも知れないので、内容は書かないけれど、ものすごく勇気付けられた。

何かしたい。何かしたいぞ。

 

展覧会のお知らせ

4/2より、名古屋のガレリアフィナルテで個展が始まります。

上前津から栄に移転したガレリアフィナルテは、名古屋駅からのアクセスが良くなり、スペースは小さくなりました。

そんな場所での「Floor Plan」です。

お近くにいらっしゃれば、是非。

 

諏訪未知「Floor Plan」

2024/4/2火-27土

日月休

14:00-19:00(最終日は18:00)

Galleria Finarte

愛知県名古屋市栄2丁目4-11 チサンマンション広小路209

 

《案内者》2023, oil on canvas, 27.3×27.3cm

タイトルなし

展示のハシゴは勢いで行く。次の日休めば何とかなるはず。

今日は近美の中平卓馬から。すごく良くて興奮した。カラー写真に転じてからの解放が動物的。眼差す者は眼差される者。倒れた後に渡った沖縄、南方の植物がみな繊維質だという事に何故か深く納得して、勇気づけられた。2階の小企画に河原温の油彩の浴室。いつもよりも生きいきと明るく見えたのは中平展のせいかも知れない。

銀座に移動してポーラアネックス(ようやくみられた菊池さんの陶!)とエルメス池大雅は諦めて新宿オペラシティ。へとへとで帰途。

山手で夫と円ちゃんと落ち合って夕飯。いつものイタリアンが一杯で、近くのフレンチに入ったけど、メニューはほとんど同じだった。

春分

春分の日は一昨日。なのに、風が冷たい。

展覧会に出す作品のタイトル決めと次の展覧会のアイデアを同時に考えていて、ついでに並べ替えに没頭していたここ数日。restってものの潜在的暴力がつながっていくよ。

2022年にベケットパーティーというイベントがあったことを知る。アーカイブを貪るように見て、また「消尽したもの」を読む。restは疲労に関わるように見えて、消尽に近いものかもしれないね。図書館で借りたベケット論のアンソロジーが思いのほか充実していて買うか、となってる。あとフィルムアート社の「文学理論」が面白い。学生さんはみんな読んだらいいと思う。

円ちゃんは思春期というのか反抗期というのか、前に飼ってた猫みたいに機嫌が悪い。サンドバックになるつもりはありませんよという事だけは伝えたいのだけど、その都度大掛かりな衝突。

今朝は、関節がえらく腫れてまいってしまう。これはかなり絶望的な状況なんだけど、主治医は淡々としていて、そのことに救われる。先生、もっと大きい絵が描きたいですとか言っちゃいそう。

HISTORY, CRITICISM, ART 003

批評家の沢山遼さんによる批評文が掲載された本が完成し、私の手元にも届きました。白くてふっくらしたきれいな本です。新旧とりあわせて作品画像も載せて頂いています。

こういう文字媒体の創造性にも、自分は大いに支えられてきたなと改めて思います。

どこかで会えたら手に取ってみてください。

 

「歴史・批評・芸術 003」

著者:沢山遼、山本浩貴
作家:諏訪未知、渡辺泰子、鈴木涼子、寺田健人

編集校正:小野冬黄  デザイン:小池俊起

翻訳:Christopher Stephens, Pamela Miki Associates

発行:D/C/F/A
発売:Yumiko Chiba Associates

https://ycassociates.thebase.in/items/83780044

 

先日の京都でのシンポジウムでは、沢山さん、渡辺泰子さん、千葉由美子さんとお話しさせて頂きました。登壇者の皆さん、聞きに来てくださった皆さん、ありがとうございました!

 

f:id:michi11_30:20240307082621j:image


f:id:michi11_30:20240307082627j:image