梅雨

暗く湿った空気の日が続く。

金曜日、大学の研究室のテラスから見える濡れた緑に露のベールのグラデーションは美しかった。

遡って火曜日、えいやっと横浜美術館へ。ヌード展、充実した内容でとても楽しめた。神話や史実に動機を得られなくなって以降、純粋な造形的対象物ではなくなっていく裸。個人としてのモデルへの眼差し、エロス、ジェンダー、暴力、晒される裸の政治性、、。こういう視点を持った展覧会が歓迎されている状況はとてもいいなと思った。同時に、今はもうもっと露骨な剥き出しの欲望が其処此処にあって、こんなものではないよという感じも。

展覧会の最後に、学生の頃に好きだったRineke Dijkstraの作品があった。出産後数時間か数日の裸の母親が赤ん坊を抱いて、こちらを見て立っている写真3点。赤い悪露が足を滴っている、下腹部はまだ丸く腰は不安定そうだ。赤ん坊を抱く肩は不自然に強張っている。雑誌でこれを見たのは2000年頃だろうか。身体に刻まれたことも含めて、思い出されることは様々。そんな帰り道、息子の待つ家に急ぐ。

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日差しが強い。でも、まだまだ序盤だろう。

木曜は久しぶりに展示を見に都内へ出た。昨日の金曜は大学。今日は母と息子と自由ヶ丘のギャラリーへ。

3日も続けて外出したのは久しぶりだ。痛み止め無しではとても無理だが、それでも出られるようになったことは嬉しい。

木曜日に見た迫鉄平さんの「FLIM」展、「引き延ばされたスナップショット」と形容されていた何も起こらない映像作品がとても面白かった。いつまででも見ていられる不思議、迫さんもBTのインタビューでその感覚を追いたいと話していた。チャプターの区切りやタイトルとその有無に頭の後ろ3分の1くらい引っ張られながら見ていると、「これを待っていたのかも」という感覚がもの凄く緩く、疑問符付きで現れては消えていく。それはプンクトゥムと呼べるような鋭さとはほど遠い感覚だった。この何かを待ってしまうこの悲しい性は何だろう、ダメだ、もう一回見たい、、、。そうなったところで会場を出ることにした。この経験について、まだしばらく考えることになるだろうと思う。

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長く間をあけてしまった。

もう6月。

身体を休めつつ、制作のことを考えたり、息子のお迎えに行ったり、大学に行ったり、していた。先週末は息子の幼稚園のバザー、座って出来る受付の仕事をさせてもらった。

身体の方は、動けばあちこち腫れる。次の日はひたすら休めて腫れを引かせる。その繰り返し。足の腫れが関節ではないスネに出てきた。表面の皮膚が薄くピンと張ってツルツルと変な光沢がある。これが良い兆しだといい。

息子は強くなった日差しに焼かれて、どんどん焦げ色になっている。まだまだ丸い肉づきの息子、パンのようにグラデーションが美しい。

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週末の雨が上がってから、夏のような日が続いている。

先週後半、大学が講評にあたって泊まりがけで2日間出校。身体はぎりぎり。週が明けてようやく出校前の状態に回復した。

河田さんの展示に行けなかったことがとにかく悔やまれる。

今日、息子は葉山でシーカヤックを体験したらしい。本人も少し緊張していたが「ボートに乗った!」と、意気揚々と帰ってきた。勢いで何でもやるタイプではない息子、覚悟が要ったことだろう。

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連休

ゴールデンウィーク

息子は9日間お休み。

私は結局、一歩も家から出ずに過ごした。ただひたすらに、痛い身体を横たわらせて、身体のあちこちで繰り広げられている闘いを静観していた。左足の脛の下半分、皮膚の表面に赤く火傷のようにヒリヒリとする一帯が出現した。前にも数回、同じ場所に同じように現れたことがある。何か好転の兆しだといい。

そうしている間に、息子は二泊三日のキャンプに行って来た。初めてのキャンプ、初めての二泊だった。水道もガスも電気もない場所に三日間。始めは事態を把握するのに精一杯だっただろう。昨日の夕方に帰ってきた息子、まだ放心状態といった様子。本当に色々な経験をしたのだろう。

 

飼い猫は一時はほとんど危篤状態だったが、見事に生還した。まだまだ、季節をともに過ごそう。

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晴。

ヤマブキの黄もスミレの紫もいつのまにか見えなくなっていて、ジャスミンの強い香りが鼻腔に飛び込んできた。

外出する日と身体を休める日を交互に過ごす。昨日は出校日だったので、今日は休む日。飼っている老猫の元気がない。餌も水も摂ろうとしない。ずっとベッドで寝ている。数年前にも同じことがあった。腎機能が落ちているのだろう。夫と息子が動物病院に連れて行ってくれた。水分の注射を肩に打ってもらって帰って来た。帰ってからは少し居間にいる時間があったが、やはりすぐに二階のベッドに戻っていった。

息子は変わらずお絵かきに夢中。設定やものの構造がどんどん細かくなってきた。毎日傑作が生まれている。

 

昨日は東アジアの歴史が確かに動いた。

少しでも多くの人がこの数日を改めて省みながら過ごすことを願う。

http://www.labornetjp.org/news/2018/0428ota

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晴。

今週は昨日の雨をのぞいて気持ちの良い晴れ。

月曜日から今日まで4日間、息子のお迎えに出ることが出来た。昨日は雨のせいで全身がミシミシと痛んだが、体調は上向いていると感じる。

とはいえ、家のことはまだまだ母に頼らざるを得ない状態。家事も送り迎えも制作も、という日常に早く戻りたい。

息子も幼稚園を楽しんでいる。家ではお絵かきに熱中している。腕もどんどん上がっている。

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