息子、4歳の誕生日。
1年前は溢れ出る自我に翻弄され、疲弊しきっていたように思う。今年は、4本のロウソクの火をひと息で消した。去年は私と一緒に何度か吹いてやっと3本消したのに。
極端かもしれないが、もう私が何か教えなければならないことは無いのではと思う。ここから先は、息子自身が体験し学ぶだけなのではないか。
4歳の誕生日にこう思えることは幸せなことだろう。
円ちゃん、お誕生日おめでとう。
息子、4歳の誕生日。
1年前は溢れ出る自我に翻弄され、疲弊しきっていたように思う。今年は、4本のロウソクの火をひと息で消した。去年は私と一緒に何度か吹いてやっと3本消したのに。
極端かもしれないが、もう私が何か教えなければならないことは無いのではと思う。ここから先は、息子自身が体験し学ぶだけなのではないか。
4歳の誕生日にこう思えることは幸せなことだろう。
円ちゃん、お誕生日おめでとう。
雨水。
雪溶けの侯。
昨日も今日も、よく晴れている。
昨日は小学校時代からの友人が6歳の息子くんを連れて遊びに来てくれた。少し上のお兄ちゃんと遊べることが嬉しくて仕方ない息子。終始大はしゃぎだった。
一階の土間に簡易ベッドが来た。仕事から帰った夫が組み立ててくれた。階段の登り降りが難しくなったので、足の調子が戻るまでの間、私と息子はこのベッドで寝起きすることにした。昨晩は慣れない寝床で、ほとんど眠れなかった。息子はよく眠っていた。
進んでいるのか、後退しているのかわからないが、この簡易ベッドからの眺めは新しい風景、変化。
晴。
少しずつ春になる気配。
けれど、すっかり引きこもってしまっている。息子の送り迎えさえ、夫と母に頼ってしまって、そうなるともう一歩も家から出ない日が何日も続いてしまう。
幼稚園の先生が撮ってくれた写真。
たんぽぽが咲き出しているのか。
本格的に暖かくなる頃には、春の陽気に浮かれて、野に出て行くことにが出来たら嬉しい。
晴のち雨。
土曜日。
夫に甘えて、布団から出られない。
夫は夫で勉強の時間を確保しなければと焦っている。それでも、家事をひと通り片付けてくれて、息子とスーパーに買い出しにも行ってくれた。
昼過ぎ、夫が勉強のために外出。
息子と午後をぼんやりと過ごす。
足がいよいよという感じになってきた。大阪の医師の処方になって1週間。体調の変化は色々ある。ただ、何より足がもう使いものにならない。免疫が猛烈に頑張っているのは確か。どこかで山を越えてくれると信じるしかない。
息子と布団に入ると、雨が降り出した。
前日からの雪の予報で、大事をとってホテル泊。
朝起きてみると、さほどの雪ではなかった。息子とホテルを出て新横浜へ。夫と母と落ち合って、新幹線で大阪へ向かう。
米原のあたりは真っ白な雪景色だった。
リウマチの薬を辞めることを決めた去年の5月から、色々やったが、結局症状は良くならなかった。歩けなくなる前に、最後の望みをかけて、大阪のこの医師の治療を受けてみることにした。治療歴を見た医師は「無理かもしれん」と言った。この闘う医師は診察中に何度も「アホか!」と言った。私だけでなく、夫もこの医師のアクの強い人柄に惹かれたようだった。相当のリバウンドは覚悟のうえ、やってみるしかない。
息子は病院での長い待ち時間も、彼のペースで楽しんでいた。私と夫と母も一緒に4人で出かけることが珍しいからか、特に楽しそうにしていた。