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タイトルなし

晴。

今日は何も予定のない日。予定がないから、出来るだけ息子を急かさず、待つ日にしようと決める。あと、天気が良いから出来るだけ外で過ごそう。

ただ、冷蔵庫が空っぽなのでまずは自転車でスーパーへ。最近、スーパーではセルフレジで会計をする。子ども用の踏み台を借りることが出来ることを知ってからは専らセルフレジだ。踏み台に乗ってもスキャナの位置は息子には高いが、スキャナの上に上半身を乗せるようにして目一杯腕を伸ばせば、何とかピッと反応がある。バーコードをピッとすることが、何故こんなにも子どもを魅了するのか。息子は夢中で商品をスキャナにかざしては私に渡す。楽しいのはいいが、時間はものすごくかかるから、空いている午前中の早い時間を狙わなければならない。

買い物から、そのまま近くの公園へ。今日は砂場道具を持ってきていた。最近は大きな遊具で遊ぶことが増えたが、砂遊びもまだまだ楽しいようだ。感覚過敏なところがあるのか、水遊びや泥遊びは積極的にやろうとしない息子。空容器にスコップで砂を詰めて、枝や葉を乗せてママゴトのようにして遊んでいた。水を汲んでくればお団子やケーキも作れるよと言ってみたが、首を振っていた。

気がつくと13時をまわっていた。スーパーで買ったおにぎりとお惣菜を公園の隣の地区センターで食べた。気温が上がってきたので、買った食料品を冷蔵庫にしまうために一度家に向かう。途中、自転車で息子は寝ていた。昼寝は久しぶりだ。昨日の疲れもあるのだろう。今日は予定を入れなくて良かった。

 

息子が寝ている間に母からメールが届いた。実家で飼っている猫が死んだという知らせだった。2匹いるうちの若い方のキジトラの雄。とても臆病で、玄関のチャイムが鳴ると屋根裏に逃げ込んでしまうため、私もほとんど会うことの出来ない猫だった。昨日から急に元気がなくなって、今日はもうほとんど動けなくなっていたという。

わが家にも、老猫が2匹いる。元気だけれど、年長の方はここ数年でぐんと老け込んだ。神経質で怒りっぽい性格も随分と丸くなって、息子にちょっかいを出されても、迷惑そうな声はだすが、噛み付いたりはしなくなった。この猫を飼い始めた時、私は20歳だった。狭いアパート暮らしにも関わらず、里親に名乗り出た。それから何度か引越し、結婚し、息子が産まれた。16年、ずっと傍らにいる。母からのメールで、わが家の猫たちとの別れの日もそう遠くはないのかもしれないと思われて、ただただ寂しい。そしてそれは、おそらく息子が初めて見る死になる。

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