家族3人で沖縄旅行へ行ってきました。
息子の初めての海水浴は沖縄で!という願いが叶いました。
初日は砂浜に足をつけるのも怖がっていましたが、最後に訪れた浜では放っておくと自らズンズンと海に入っていくまでになりました。
滞在6日間のうち2日目と最終日に、辺野古のキャンプシュワブゲート前の座り込みに参加しました。
私たちの沖縄滞在中に、翁長知事がジュネーブへ発ち、国会では安保法案が可決され、その直後にテントが右翼の襲撃に遭い、毎日のように搬入ゲートには工事資材が運び込まれ、それに抵抗する人々が警察とのもみ合いの中で逮捕されました。
そんな最中に訪れたキャンプシュワブゲート前テント。
道路をはさんだ向かい側から機動隊とアルソックが常にこちらを見ています。
道路のこちら側のテントの中の雰囲気は一転して驚くほど明るい。
「今朝、逮捕者が出たので名護署でも抗議をしています。
そんなわけで人数が少ないですが、しばらくしたらみんな戻ってくるので、そうしたらデモ抗議をしましょう。
それまでお話されたい方、歌いたい方にマイクをまわしますよ。
水やお茶はご自由にお飲みください。暑いので気をつけてくださいね。」
移動の手段のない参加者のためにコンビニに往復してくれる車。
お昼休憩には差し入れの手作りパンまで。
関わる人々のしなやかな心遣いが素晴らしい。
どれほど酷いことがおきた後でも、怒りに任せた暴言は聞こえません。
それぞれのしがらみと孤独感に思いを致すことができる人々。
だから、外から来た私たちのような者も笑顔で迎えてくれる。
「来てくれてありがとう」とさえ言ってくれる。
同時に、車から写真だけとるような者には毅然と抗議する。
この緊迫感の中で歌って踊れる逞しさ。
わずかな時間でしたが、この現場に居ることが出来てよかった。感謝です。
辺野古新基地建設反対!
安保法制反対!