2011-04-25 葬儀の日 ずっと前に友人が薦めてくれた松浦理映子の『葬儀の日』を読む。 最近、私には珍しく小説を立て続けに読んでいて、 人称が入れ替わる作品が多い。文芸の世界では常套なのかもしれませんが。 その中で、この作品はそのことを中心に描いていることもあるけれど、 入れ替わりの鮮やかさというか、この1人称の迫力はなかなかないなと、 読後感を味わっています。