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michi suwa

入院2日目

雨。

朝、病室へ行くと息子は屋根付きの高い柵のベッドに移されていた。泣きそうな顔でもとのベッドに戻りたいと言うので、看護師さんを呼んで戻してもらう。どうやら夜中に泣いてひと暴れしたらしい。

午前中の検査の間は、DVDを見ておとなしく横になっていた。点滴の管からの採血があまり上手くいかないらしく、午後にまた刺し直しと言われる。昼に来た夫に、また暴れるかもしれないと伝えて、私は家に帰って制作。

制作中、夫から息子は全く泣くことも暴れることもなかったと連絡があった。看護師さんたちもヘルメットを用意してのぞんだらしいが、あまりのスムーズさに拍子抜けだったらしい。昨日のあれは何だったのか。まあしかし、良かった。頑張ったね。

夜、ちゃんと眠れますように。

入院1日目

息子の低身長治療のための負荷試験入院の1日目。

昼過ぎに、息子と夫と病院へ。体調のチェックと入院にあたっての注意事項、負荷試験の進め方の説明を受け、病室へ。体調を崩していた夫は帰宅。看護師さんにシャワーに入れてもらい、息子は上機嫌。その数分後、点滴の針を刺すために別室に連れて行かれた息子、コッペパンくらいの大きさに両手ともぐるぐる巻きにされて、そのコッペパンで看護師さんを全力で叩きながら「ヤダー」と泣き叫び、抱っこされて病室へ戻ってきた。こうなればもう根気でなだめる他はない。永遠には続かないと自分に言い聞かせて、なだめ続ける。陣痛の時の途方の無さを思い出した。途中から息子は「帰りたい」の一点張りだったが、最終的には落ち着いて、こちらの要望をのんでくれた。夕飯は手が使えないので、口まで運ぶ。よく食べた。帰り際は機嫌よく手を振って送ってくれた。

明日は昼からの面会時間に来る予定だったが、朝からお母さんも来て下さいと言われる。今日の様子を見たら「もちろん来ます」としか言えない。

悪い夢を見て泣いたりしないといい。

おやすみ。

頑張れ。

春分

また1年が経った。新しい1年の始まり。

今日は卒園式だった。送り出すのはこれが最後。来年は送られる側に。

かっこいい4人のリーダー達、卒園おめでとう。

気のせいかしら、息子がこの数日でグッと大人っぽくなってきた。気のせいかしら。

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薄布が翻っているような雲の影。

 

雨水

むくむくと暖かな日が増えてきた。春待つ土にお湿りの雨。

洗濯機のある一階から二階のベランダに洗濯物を持って上がるのだけはどうにも無理で、これが出来るようになるにはまだまだかかるということで、乾燥機付き洗濯機を突然ドンと買った。家事が出来ないストレスが多分十分の一くらいになった。家事と、息子とウンウンギャーギャーいう時間と、アトリエの時間が新しい洗濯機のおかげで自転し始めた。

息子は来週5歳になる。ちょっと遅れてきた戦いブーム。今日も何かとずっと戦ってた。